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カードダスを集めていた人なら、一度は見たことがあるかもしれません。表紙に「SYSTEM FILE CARDDASS STATION」と書かれた、当時のカードダス専用バインダーです。
わたしは幽☆遊☆白書のノーマルカードを、このカードダスステーションに入れて保管しています。手元にある8冊の実物をもとに、どんな作りなのか、リフィルはどうなっているのか、今いくらくらいで手に入るのかをまとめました。
この記事でわかること
- カードダスステーションがどんなバインダーか(発売年・定価・4面の絵柄)
- リフィルの仕組み(縦型と横型、1枚に12枚)
- リフィルの入れ替え方・増やし方
- 中古の相場と、状態で値段が変わるポイント
カードダスステーションとは
カードダスステーションは、バンダイのカードダスを綴じておくための専用バインダーです。表紙には作品ごとの絵柄と、「SYSTEM FILE CARDDASS STATION」の文字が入っています。
裏見開き(裏表紙の内側)には、「BANDAI 1992 MADE IN JAPAN」のように発売年が印刷されています。わたしの手元にあるものは1992年〜1996年のものでした。当時の定価は1,320円です。
表紙だけでなく、4面すべて絵柄が違う
おもしろいのは、絵が表紙だけではないところです。表紙・見開き(表紙の内側)・裏見開き(裏表紙の内側)・裏表紙の4面すべてに、違う絵柄が印刷されています。
ドラゴンボールZ(1992年)の4面。左上から表紙・見開き・裏見開き・裏表紙です。
表紙のロゴは「カードダス20」から「カードダス」へ
手元の8冊を見比べると、表紙右上のロゴが違っていました。1992〜1994年のものは「カードダス20」、1994〜1996年のものは「20」の付かない「カードダス」です。1994年のものには両方がありました。あくまで手元の8冊で見た範囲の話です。
手元にある8冊
わたしが持っているのは、幽☆遊☆白書4冊、ドラゴンボール3冊、美少女戦士セーラームーン1冊の、計8冊です。
| 作品 | 呼び名 | 裏見開きの表記 | 表紙のロゴ |
|---|---|---|---|
| 幽☆遊☆白書 | 第1弾 | 1993 MADE IN JAPAN | カードダス20 |
| 幽☆遊☆白書 | 1993年版(弾は未確認) | 1993 MADE IN JAPAN | カードダス20 |
| 幽☆遊☆白書 | 第3弾 | 1994 MADE IN JAPAN | カードダス20 |
| 幽☆遊☆白書 | 第5弾 | 1994 MADE IN JAPAN | カードダス |
| ドラゴンボールZ | 第4弾 | BANDAI 1992 MADE IN JAPAN | カードダス20 |
| ドラゴンボールZ | 第11弾 | BANDAI 1995 MADE IN JAPAN | カードダス |
| ドラゴンボールGT | 第1弾 | BANDAI 1996 MADE IN JAPAN | カードダス |
| 美少女戦士セーラームーンS | — | BANDAI 1994 MADE IN JAPAN | カードダス |
※呼び名の「第○弾」は駿河屋の商品名にそろえています。実物には弾の表記はありません。
8冊すべての表紙・見開き・裏見開き・裏表紙は、図鑑ページにまとめています。カードダスステーション図鑑を見る →
リフィルの仕組み
中のリフィル(カードを入れるシート)は、こんな作りになっています。手元の8冊で確かめた内容です。
| 綴じ具 | 2本のネジで留める方式(リングのように開くタイプではありません) |
| リフィルの種類 | 縦型と横型の2種類 |
| 穴の位置 | 縦型・横型とも同じ。同じバインダーにどちらも綴じられます |
| 1枚に入る枚数 | 表6枚+裏6枚=計12枚(縦型・横型とも) |
縦型と横型
当時は、補充用のリフィルが「リフィルポケット」という名前で、ヨコ型とタテ型それぞれ別売りされていました。
※画像は駿河屋の商品ページのものです。2026年9月時点では、どちらも品切れでした。
中古で出回っているものは、基本的に横型のリフィルが入っています。縦型は、あとから買い足して増やしている人もいます。
使ってみて:わたしがノーマル用にしている理由
わたしはカードダスステーションをノーマルカードの保管用に使っています。理由は、カードを入れるポケットの上に少しすき間があって、カード全体を覆いきれないからです。
擦れやホコリが気になるプリズム(キラ)は、スリーブに入れてから9ポケットのシートに入れる、という分け方にしています。
プリズムの保管に使っているスリーブやシートは、こちらの記事でまとめています。カードダスの保管方法を読む →
「リフィルの増やし方」の厚紙
手元の8冊には、どれも「リフィルの増やし方」を説明した厚紙が挟まっていました。
リフィルの入れ替え方・増やし方
やり方は、カードダスステーションに挟まっている厚紙に全部書かれています。まずは、その説明書です。
リフィルポケットの増やし方(説明書より)
- コインやドライバーなどでネジをはずします
- リフィルポケットとスペーサーのパンチ穴をあわせてセットします
- リフィルポケットを増やす時は付属のつぎたし用のビスを使って下さい(リフィルポケットセットは別売です)
- 背表紙を厚さに合わせて調整しネジをしっかり締めて止めます
※説明書には「1枚毎にスペーサーを入れて下さい」とも書かれています。
1|コインでネジをはずす
専用の工具はいりません。ドライバーでも回せます。
2|スペーサーと穴を合わせてセットする
リフィルポケットとスペーサーのパンチ穴を重ねて、ネジを通す位置をそろえます。
3|増やすときは「つぎたし用のビス」
リフィルを増やしていくと、最初についていたネジでは長さが足りなくなります。そのときに使うのがこれです。説明書に「付属の」と書かれているので、別売のリフィルポケットセットに付いていたもののようです。わたしの手元にある分がどのセットのものかまでは分かりません。
4|背表紙の厚さに合わせて締める
※説明書には「この説明書は表紙の補強にもなっています。読んだ後も捨てないで表紙のポケットに入れてお使い下さい」とあります。どの個体にも残っているのは、このためかもしれません。
説明書の下半分は「タイトルカードの入れ方」です。付属のタイトルカードを差し込めるようになっていて、自分で作ってもいい、と書かれています。
※当時の純正リフィルは、今は新品では売られていません。中古市場では、リフィルだけのセットや「リフィル25ページ入り」といった売られ方を見かけます。
今売っているシートで代用できる?
純正のリフィルが手に入りにくい今、気になるのは「今売っているシートが使えるか」です。保管の記事で紹介したエポック社の9ポケットシートを実際に合わせてみましたが、代用はできませんでした。
合わない理由
- 大きさが違う。カードダスステーションはほぼ正方形で、今の9ポケットシートは縦長です
- 穴の数と位置が違う。今のシートは2穴・3穴・4穴のリングバインダー向けに穴が並んでいますが、カードダスステーションは2本のネジで留める方式です
つまり、カードダスステーションに入れられるのは、基本的に当時のリフィルポケットだけということになります。増やしたいときは、中古で当時のリフィルポケットを探すことになります。
今のシートを使いたい場合は、カードダスステーションではなく、3リングのバインダーを別に用意するほうが早いです。その組み合わせは保管の記事でまとめています。
中古の参考価格(2026年9月時点)
カードダスステーションは、今は中古でしか手に入りません。2026年9月時点で、駿河屋とメルカリの価格を調べました。
| どこで | 価格の目安 |
|---|---|
| メルカリ(ファイルのみ) | 1,000〜3,000円程度。状態が良いものは3,000〜4,000円台で売れていることもあります |
| メルカリ(カード付き) | 中のカード次第。2,000〜9,000円くらいまで幅があります |
| 駿河屋 | ほとんどが品切れ。在庫があれば1,000円前後(例:セーラームーンS 1,100円) |
※メルカリは売り切れ(実際に売れた価格)で調べています。調査日:2026年9月11日。中古品のため、状態によって大きく変わります。
当時の定価が1,320円なので、状態の良いものは定価を上回る値段で取り引きされています。
値段を左右するポイント
中古で見るならここ
- リフィルの枚数:基本は横型。縦型を買い足して増やしているものもあります
- 日焼け
- 表紙・裏表紙の破れ
- ネジの傷みや紛失
今どこで手に入る?
中古ショップの駿河屋か、メルカリなどのフリマアプリが中心です。駿河屋は品切れのことが多いので、ときどき在庫をのぞいてみるのがおすすめです。
駿河屋に並んでいるカードダスステーションの一覧です。駿河屋で探す →
図鑑ページには、冊ごとの駿河屋の商品ページへのリンクも付けています。探している作品が決まっているなら、そちらが早いです。
まとめ
- カードダスステーションは、バンダイのカードダス専用バインダー。手元のものは1992〜1996年、定価1,320円
- 表紙・見開き・裏見開き・裏表紙の4面すべてに違う絵柄が入っている
- 綴じているのは2本のネジ。リフィルは縦型と横型があり、穴の位置は同じ。1枚に12枚入る
- ポケットの上にすき間があるので、わたしはノーマル用。プリズムはスリーブ+9ポケットに
- 中古はファイルのみで1,000〜3,000円程度。リフィルの枚数・日焼け・破れ・ネジの傷みで変わる
カードを入れる道具なのに、それ自体が当時の空気をまとったコレクションになっている。カードダスステーションは、そういうところが好きです。
押し入れから出てきた1冊が何年のものなのか、どんな作りなのかを確かめるときの参考になれば嬉しいです。



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